精神疾患を持つ主婦の心境

精神疾患を持つ主婦の秘密な話

ヒステリー

〔前回の 続き〕

そうして 私は 彼と付き合うようになりました

 

彼と 一緒に 過ごすと、彼の言葉などが 私に とても刺激を 与えました

 

自分自身の事を 見つめ直そうって 思いました

 

生まれる前、生まれた後、今まで 辛かった事など・・・

 

自分の出来事を 書いていきました

 

夜中も 寝ずに、自分を 振り返り 書き続けました

 

振り返って 文章にしていく中、私は だんだん 心と身体が 分裂していくような 感覚になりました

 

ふわふわとして 目の前が かすんで見えてきました

 

今まで、母の事を嫌だと思わなかったのに、何故か その頃だけ 母を拒絶しました

 

母に 荷物触られたくない 触らないで

 

私は バッグの中身を 何度も 出したり 入れたりして 確認します

 

あらゆる物に 自分の名前を 書きました

 

 

落ち付かない 不安 

 

 

外に出ると、家の木の上に 男の人が 見えました

 

精神科 診察日に 病院に行くと、患者呼び出しのモニターに 自分の フルネームが 何個も 表示され アナウンスでは 

「○○様、○○様・・・」

と 自分の名前が 何度も 呼ばれ続けました

 

私は 病院のトイレに 逃げ込みました

 

それでも 名前が、呼ばれる アナウンスが 聞こえ続け 私は トイレのナースコールを 鳴らしました

 

そこに 看護師さんが

「大丈夫ですか」

と 本当に 駆けつけてきてくれました

 

このような状態だったので、入院になりました

  

ヒステリーと 診断されました

 

入院中も、病室に 大きな蜘蛛が カサカサ 歩いているように 見えたり、真っ白なご飯が 砂糖に見えて、ものすごく 甘かったりしました

 

不安 パニック 落ちつかない状態が 続きました

 

それでも、彼に 毎日 電話をかけました

 

彼が

「寂しいから、退院して」

と言いました

 

 

だから 私は 退院したいと 医師に お願いしました

 

だけど、医師は  

「まだ 退院はできない」

とおっしゃいました

 

それでも 退院すると 私は言うことを 聞かず、退院する事にしました

 

 

退院して、彼の元へ向かう途中、警察に 保護される事と なりました

 

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